ウルトラ怪獣シリーズよもやま話3


アストロモンス

アストロモンスの首
いつのまにか首の接合部が変更されていました。古いものは首の付け根で、最近の物はあごの真下に接合部が有ります。写真右側が最近のものです。古いものが首が回らないなどの不都合があるわけでは無いのですが、どうして変更されたのでしょう?

ガンダ−

ガンダ−の腕
ガンダ−の腕も改修されています。左が現行品。腕の付け根に大きな段差が追加されています。ソフビの材質が柔らかいものに変更され、腕が中に落ち込んでしまうの防ぐための変更だと思います。この他の金型の改修などに気がついた方は是非教えてください。

ゴモラ包み塗装

くるみ塗装
 くるみ塗装って、胡桃塗装ではなく製品全体を成型色が見えなくなるくらい塗装された状態です。
初期のウルトラ怪獣シリーズにはくるみ塗装された製品があります。写真のゴモラは、尻尾が紫の成型色、胴体と手足が水色で成型されており、全身を茶色で塗装されています。現在の製品管理体制ではありえ無さそうな製品です。売れ残った白成型の製品をくるみ塗装して販売されたものもあるようです。

サンプル品

サンプル品
 試作品やサンプル品が向上から流出して、市場に出回っています。これらのサンプル品には大別して2つのパターンがあるようです。ひとつはメーカーの試作やテストショットの目的で作られたもの。もうひとつが、金型の掃除のために方抜きされたものです。写真左のジョバリエがテストショット品のようです。中央のアントラーと右のグドンが金型の掃除の為に抜かれたもののようです。金型の掃除は砂の様なものを金型に入れてシャカシャカ振って、砂を捨てます。その後にごみと砂を取り除くためにソフビを作ります。この為、掃除で抜かれたソフビには緑色の砂の様なものが沢山混ざっています。


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Last Updated Friday,September,24,1999